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風呂

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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

     

    19歳の時だったか、勤めていた会社の寮を出て

    アパートを借りて1人暮らしを始めた。

     

    六畳一間、木造二階建てで、築20年はゆうに超えていたと思う。
    そこまでは気にならなかったが、

    部屋に風呂が無い。ということで銭湯に通った。
    通い始めの頃は、近所に銭湯があって、

    2〜3分歩けばよかった。

     

    しかし何年かすると・・・

    バブルが始まって、銭湯屋さんは店を閉じて、

    5階建てぐらいのビルを建てて、テナント料で生計を立て始めた。

    困ったことに近所に銭湯がなくなり、徒歩で20分ぐらい歩かないと
    風呂に入れない。仕方なしに毎日歩いた。


    あるとても寒い日の事、銭湯で髪を洗って帰る途中、

    寒さに耐えれず頭からバスタオルをかぶって帰っていた。

    深夜の時間帯、正面からOLらしき女性が近ずいてきた。

    彼女は私に気がついていなかったが、気づいて私の姿を見るなり

    走って逃げて行った。バスタオルかぶっているくらいで
    びっくりするな・・・と少しムッとした。


    今度は、ある夏の暑い日。

    部屋に帰ってみると汗びっしょりだった。

    銭湯へ行こうとしたが、嫌な事を思い出した。

    その日は銭湯は定休日だった。色々思案した。

    明日はバイトにも行かねば。
    バイト先には女性がいる。

    臭いと言われると寂しいとか…。

    そして決断した。洗濯機の中で体を洗う事にした。

    裸になって洗濯槽の中に入り、水で汗を流した。

    するとコツコツとアパートの階段を昇ってくる音がする。

    ヤバイと思った。

    隣の部屋に住んでいるオッサンだった。

    彼は私の姿を見るなり笑いながら自分の部屋の中に消えた。

    気にすまいと慰めた。

     

    今も1人暮らしをしている。

    今の部屋には風呂がある。

     

    このブログを書きながら、風呂への感謝の念が湧いてきた。

    BY Yuck
     


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